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読めますか?左楽が解説!シーサイドラインの難読地名

難読地名 正解発表!

左楽です。
さて、前回の5ヶ所の地名、読むことができましたか?

釧路から根室までの太平洋沿いの道、通称:シーサイドラインは難読地名がとても多いです。アイヌ言語に由来し、その文化の名残を和字に当てはめたため、地元の人でも読めない地名が沢山あります。

前回もお話しましたが、この海岸沿いの集落は釧路の風土に根ざした自然環境が素晴らしく、地名の由来もその自然の豊かさを感じさせるものが多いように思います。
それでは正解発表とまいりましょう。

1.地嵐別

charashibetsu01.jpgチャラシベツと読みます。

地名の解釈は「小川が海に注ぐところに岩場があり、その上を水が散らばり流れている所」という意味です。
「チャラ」は文字通り「チャラチャラ」という水の擬音で、海岸丘陵のあるところに多い名前です。




2.又飯時

マタイトキと読みます。

mataitoki01.jpgmataitoki02.jpg地名の解釈は諸説ありますが、

  • 説1 「海の瀬の荒いところ」
  • 説2 「湧水があり、それを飲料水にしている所」
  • 説3 「マタ」は音、「イ」は手前の所、「ト」は遠く、「キ」は・・・を知る
  • 説4 「山奥にいても浪の音高き所なり」

と諸説があります。

3.宿徳内

シュクトクナイと読みます。

shutokunai01.jpgshutokunai02.jpgshutokunai03.jpg地名の解釈は「エゾネギ(ギョウジャニンニク。ノビル・アサツキに似ています)が群生している沢」

shutokunai04.jpgshutokunai05.jpgこの宿徳内から嬰寄別への山の道中で、アイヌ民族の郵便逓送人(郵便配達人)吉良平治郎が1922年、猛吹雪のなか、責任感の強さから配達に出発し、力尽き、殉職した場所に記念碑が建てられています。


4.嬰寄別

アッチョロベツと読みます。(現在は「城山」と呼ばれています。)

acchorobetsu01.jpg地名の解釈は「ニレの木またはアカダモの木の皮を漬す川。」という意味です。
なぜ木の皮を潰すのか?といいますと、アイヌ民族の着物でも使われる厚司(アットゥシ)は木の皮の織物で、普段着にも使用される一方、神へ祈りを捧げる儀式の際にも着用したそうです。






5.昆布森

コンブ・モイと読み、一般的にはコンブモリと呼ばれています。

地名の解釈は「(コンブ)昆布が群生し、(モイ)湾・浦・入江・岬の陰で波静かな場所」。
この地域の中心地で、釧路町昆布森支所があります。またこの場所には昆布森漁業組合があり、水産の拠点にもなっています。

konbumoi01.pngkonbumoi02.png














今回はここまで。次回もお楽しみに。

2016.12.27(火) 雑記